クラスTシャツに印刷するオリジナルロゴの作り方
クラスみんなでお揃いのクラスTシャツ作りをするにあたり、世界にひとつしかない「オリジナルロゴ」を作って印刷したいというクラスも多いのではないでしょうか。
オリジナルロゴをクラスTシャツに入れるだけで、他では絶対に真似できないオリジナリティ溢れるクラスTシャツを作ることができますし、自分たちだけのロゴということで特別感が湧き、チームワークの向上にもつながります。
クラスTシャツを作るにあたり初めてオリジナルロゴを考える方も多いかと思いますので、今回は初心者でも挑戦できるオリジナルロゴの作り方について紹介します。
クラスTシャツ用オリジナルロゴ作りの流れ

まずは、クラスTシャツ用のオリジナルロゴ作りの主な流れを紹介します。
1.オリジナルロゴのテーマを考える!
はじめに、クラスTシャツに印刷する「オリジナルロゴのテーマ」を考えます。
クラスTシャツ用のオリジナルロゴのテーマを考えるときは、クラスの雰囲気から連想されるキーワードを一通り書き出してみるのがおすすめです。明るい・おもしろい・にぎやか・みんな優しい・仲が良いなど、クラスメイトからいろいろなキーワードを出してもらうと良いでしょう。
連想されるキーワードを書き出したら、その中から最もクラスのイメージに合うものを探してメインとなるテーマを決めます。例えば、体育祭や球技大会で着用するクラスTシャツを作るのであれば、クラス全体の目標を言葉にして書き出し、その中から最も表現したいことをメインのテーマに選ぶというのも良いでしょう。
2.メインのテーマからイメージを集める!
メインのテーマになるキーワードを選定したら、次にその「テーマからイメージ」を集めます。いきなりデザインを描こうとすれば手が止まってしまうので、まずはメインのテーマから連想されるイメージをインターネットで検索します。検索結果を見て、テーマに合った画像などがあれば集めておきましょう。
イメージを集めるときはあまり難しく考える必要はなく、テーマに合っていると感じるものや、クラスの雰囲気に合っているものがあればどんどん収集します。SNSを上手く使えば、たくさんのデザインを見つけられるのでおすすめです。
インターネット検索やSNSなどから、テーマに合ったイメージ画が集まってきたら、それをまたクラスメイトに共有して、メインのテーマに合うイメージを考えます。この時、クラス全員の意見が一つにまとまることはまず無いので、投票を集めて最も獲得票の多いイメージを選ぶようにします。
3.集めたアイデアからデザインを考える!
メインテーマに対するイメージが固まったら、いよいよ「オリジナルロゴのデザイン」を考えます。絵を描くのが上手い人や、美術部に代表して描いてもらうのも良いですし、可能であればクラスメイト1人ひとりにオリジナルロゴのデザインを描いてもらうのもいいでしょう。
デザインは細かく描く必要はなく、ラフスケッチの状態でもOKです。オリジナルロゴのデザインを描くときは、モチーフとなる形を描いた上でテーマとなるカラーや文字の種類を意識してデザインするのが理想です。
オリジナルロゴのキーワードを入れるときは、フォントの種類によって印象が大きく変わるので、参考となるフォントをいくつか準備しておくといいでしょう。
オリジナルロゴのテーマカラーを選ぶときは、色によって連想されるイメージが異なるので、力強さを表現するなら赤、エネルギー溢れる明るいイメージを表現するなら黄色、さわやかさや誠実さを表現するなら青、平和や癒しを表現するなら緑など、テーマのイメージに合った色選びをするのがおすすめです。
クラスTシャツ用のオリジナルロゴ作りのポイント

特別なソフトを使わなくても、手描きのラフスケッチがあればクラスTシャツ用のオリジナルロゴが作れます。クラスTシャツ制作の専門店では、お客様から入稿されたデザインをもとに印刷用のデザインデータを制作するからです。
ただ、「どうしても自分たちで上手くデザインがかけない・・・」「いいアイデアが浮かばない・・・」といったときは、以下で挙げるポイントを参考にオリジナルロゴを考えてみてください。
・校章などを参考にする!
クラスTシャツ用のオリジナルロゴ作りで良いデザインがなかなか出てこないときは、校章や部活動のマークなど、学校にまつわるデザインを参考にしてみるのも一つの方法です。全く同じデザインにするのではなく、文字を変えたり、カラーを変えたりと、ちょっとアレンジを加えるだけで新たなロゴを生み出すことができます。
・先生や家族からアドバイスをもらう!
クラスで何度も話し合ってもデザインが決まらないときは、先生や家族からアドバイスをもらうのも良いでしょう。アイデアが煮詰まっているときに客観的な意見をもらうと新たな気づきにつながりますし、周りからの意見やアドバイスを取り入れることで、何となく腑に落ちていなかった部分がスッキリして最高のデザインに仕上がるはずです。
・イラストを描き足していく!
「メインとなるロゴはできたけど、どこか物足りない感じがする…」といったときは、他の人がデザインしたイラストなどを描き足すことで、より完成度が増し、納得のいくオリジナルロゴを作ることができます。
出されたロゴからそれぞれ良いところを抜粋して一つのロゴとして組み合わせると、案外まとまりのあるロゴが出来上がることがありますし、個性が光る世界にひとつだけのオリジナルロゴが完成するかもしれません。
・ロゴに微調整を加える!
メインとなるロゴは完成しているのに「インパクトが足りない…」と感じているときは、微調整を加えて、さらに完成度を高めていきましょう。
例えば、第三者にロゴを見てもらって第一印象を聞いてみましょう。「少しシンプルだから、もう少し派手な方がいい」と言われたら、選んだカラーを変更してみたり、ロゴをもう少し大きくしたり、微調整することで雰囲気がガラッと変わって良い感じに仕上がることがあります。
・楽しく作ることを意識する!
オリジナルロゴのアイデアが出てこないと作業が滞ってしまいがちですが、そういった時こそ「楽しく作ることを意識する」ことが大切です。クラス全員が同じ意見でまとまるということは難しいので、意見が食い違って嫌な雰囲気が流れている時は、一度ロゴを考えるのを止めて別のことをしてみたり、教室から出て校庭で体を動かしてみたりというのも気分転換になっておすすめです。
・プロに相談してみる!
大体のデザインが形成できていれば、あとはクラスTシャツ制作の専門店に相談してみてください。注文オーダーシートにデザインをラフスケッチしたものも、専門店でデザインデータを制作してくれるので、Tシャツに印刷するロゴのイメージがより鮮明になります。
デザインデータにしてもらったオリジナルロゴは、納得いくまで修正作業を依頼できます。データにしたときの色の感じや線の太さ、ロゴの大きさ、全体的なバランス、文字のフォントなど、気になることがあれば遠慮せずにお店に相談してみてください。優良なお店であれば何度でも相談に乗ってくれますし、これまでの経験を活かして的確なアドバイスをしてくれるはずです。
初めてクラスTシャツを作るときは、「自分たちだけで作るのは大変そう…」と不安に思われる方が多いようですが、ちょっとしたポイントを抑えていれば、思ったよりも簡単にオリジナルロゴを作ることができるので安心してください。
「他では真似できない特別な一枚を作りたい!」という方は、ぜひ今回紹介した内容を参考に皆さんだけのオリジナルロゴを作ってみてください!